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IFRS適用済・適用決定会社一覧 | 日本取引所グループ

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Academic year: 2018

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(1)
(2)
(3)

○添付資料の目次

 

1.経営成績・財政状態に関する分析 ……… 2

(1)経営成績に関する分析 ……… 2

(2)財政状態に関する分析 ……… 5

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… 6

(4)事業等のリスク ……… 6 2.企業集団の状況 ……… 8 3.経営方針 ……… 9

(1)会社の経営の基本方針 ……… 9

(2)中長期的な会社の経営戦略と目標とする経営指標 ……… 9

(3)会社の対処すべき課題 ……… 9

4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… 10

5.連結財務諸表 ……… 11

(1)連結財政状態計算書 ……… 11

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 13

(連結損益計算書) ……… 13

(連結包括利益計算書) ……… 14

(3)連結持分変動計算書 ……… 15

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 17

(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……… 18

(継続企業の前提に関する注記) ……… 18

(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ……… 18

(セグメント情報等) ……… 28

(1株当たり情報) ……… 31

(重要な後発事象) ……… 32

(初度適用) ……… 33  

(4)

1.経営成績・財政状態に関する分析

当社の連結業績は、当連結会計年度より従来の日本基準に替えてIFRSを適用しております。そのため、前連結会計年 度の数値及び比較につきましてもIFRSに準拠して開示しております。

 

(1)経営成績に関する分析 1)当期の概況

 

  前連結会計年度 当連結会計年度 増減率

  百万円 百万円

売上収益 798,483 756,696 △5.2

 

タイヤ事業 682,220 648,445 △5.0  

スポーツ事業 77,778 72,772 △6.4

 

産業品他事業 38,485 35,479 △7.8

事業利益 78,853 74,916 △5.0

 

タイヤ事業 74,021 67,924 △8.2

 

スポーツ事業 2,634 4,303 63.3

 

産業品他事業 2,110 2,673 26.7

 

調整額 88 16 -

営業利益 89,173 73,284 △17.8

税引前利益 88,951 70,093 △21.2

親会社の所有者に 帰属する当期利益

71,976 41,364 △42.5

(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。  

為替レートの前提

  前連結会計年度 当連結会計年度 増減

1米ドル当たり 121円 109円 △12円

1ユーロ当たり 134円 120円 △14円

 

当期の世界経済は、米国では景気の拡大が継続し、欧州においても国や地域による格差はあるものの、緩やかな経 済成長が見られました。中国経済につきましては成長率が鈍化していますが、高い経済成長率を持続しており、イン ド経済も引き続き堅調に推移しました。一方でロシアやブラジルなどにおいては景気の低迷が継続しており、グロー バルでの地政学的リスクの一層の高まりに加えて、英国のEU離脱決定に伴う欧州域内における景気の不確実性や、米 国大統領選挙結果を踏まえての今後の政策に対する不安感が高まるなど、世界経済全体としては総じて低調に推移し ました。

わが国経済につきましても、期中における為替の円高進行による企業収益の先行き不安などにより、設備投資や個 人消費が伸び悩み、引き続き低調に推移しました。

当社グループを取り巻く情勢につきましては、天然ゴム価格と原油相場が緩やかな上昇に転じ、期末にかけては高 騰しましたが、年度を通しては比較的低位で推移しました。一方為替につきましては一部の新興国通貨を除いて期中 に円高が進行し、販売金額面で大きな影響を受けました。

このような情勢のもと、当社グループは、2020年を目標年度とする長期ビジョン「VISION 2020」の実現に向け て、低燃費タイヤなどの高付加価値商品の更なる拡販を推進するほか、新市場・新分野に積極的に挑戦し、グループ を挙げて事業の成長と収益力の向上を目指して様々な対策に取り組みました。

この結果、当社グループの連結業績は、売上収益は756,696百万円(前期比5.2%減)、事業利益は74,916百万円

(前期比5.0%減)、営業利益は73,284百万円(前期比17.8%減)、税引前利益は70,093百万円(前期比21.2%減) となりました。また、税金費用を計上した後の最終的な親会社の所有者に帰属する当期利益は41,364百万円(前期比 42.5%減)となり、主に為替の円高影響により、対前期減収・減益の決算となりました(IFRSでの比較)。なお、前 期のIFRS決算数値における営業利益、当期利益には、グッドイヤー社とのアライアンス解消に伴う会計処理による特 別な利益が計上された結果、日本基準での決算数値に比べて利益額が増加しております。

当期よりIFRSを任意適用したことに伴い、当社グループは、連結財務諸表での報告数値に加え、事業利益を追加的 に開示しております。当指標は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業セグメントの業績を 継続的に把握するために設定した指標であり、連結財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用 な情報であると考えております。

- 2 -

(5)

 

なお、日本基準における当連結会計年度の売上高は804,964百万円(前期比5.1%減)、営業利益は74,325百万円

(前期比3.6%減)、経常利益は70,994百万円(前期比10.0%減)、税金等調整前当期純利益は79,356百万円(前期 比7.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は49,937百万円(前期比10.6%減)となります。当連結会計年度に おけるIFRSと日本基準との重要な差異については以下のとおりであります。

 

  IFRS 日本基準 差異

  百万円 百万円 百万円

売上収益 756,696 804,964 △48,268

事業利益 74,916 74,325 591

税引前利益 70,093 79,356 △9,263

親会社の所有者に 帰属する当期利益

41,364 49,937 △8,573

(注) 1.売上収益における重要な差異は、販売に関するリベート等を、売上収益から直接控除したことによるも のであります。

2.日本基準の事業利益は、営業利益の数値を表示しております。事業利益における重要な差異は、のれん の償却の停止及び退職給付費用の調整によるものであります。

3.税引前利益における重要な差異は、資本性金融商品に係る投資有価証券売却益をその他の包括利益を通 じて認識したこと及び、IFRS初度適用に伴い、在外営業活動体の換算差額の累計額を移行日現在でゼロ とみなしたことによる関係会社清算益の金額の変動によるものであります。

 

IFRS移行日及び前連結会計年度におけるIFRSと日本基準との差異につきましては、「5.連結財務諸表(5)連結 財務諸表に関する注記事項(初度適用)」に記載しております。

 

2)セグメント別の状況

①タイヤ事業

タイヤ事業の売上収益は、648,445百万円(前期比5.0%減)、事業利益は67,924百万円(前期比8.2%減)となり ました。

国内市販用タイヤは、夏タイヤでは「ダンロップ」ブランドの長持ちする低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズ、 特殊吸音スポンジ「サイレントコア」を搭載した快適で長持ちする低燃費タイヤ「LE MANS 4(ル・マン フォー)」 などの拡販を推進しました。また、「ファルケン」ブランドでは「Red Bull Air Race Chiba(レッドブル・エアー レース・千葉) 2016」に協賛するなど、ブランドの認知拡大に努めるとともに、プレミアム商品「AZENIS FK453

(アゼニス エフケー ヨンゴーサン)」などの高性能タイヤの拡販を推進しました。冬タイヤではダンロップ史上 No.1の氷上性能を実現し、「効き長持ち性能」と「ライフ長持ち性能」を高次元でバランスさせたスタッドレスタ イヤ「WINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)」を全国的に早期展開したほか、11月の首都圏を含む東日 本の降雪影響もあって出荷が好調に推移したため、売上収益は前期を上回りました。

国内新車用タイヤは、引き続き低燃費タイヤを中心とする高付加価値タイヤの納入拡大に努めましたが、自動車生 産台数が前期を下回ったため、売上収益は前期を下回りました。

海外市販用タイヤは、北米・欧州をはじめ、中近東、アフリカ、中南米などで販売を伸ばしましたが、為替の円高 影響により、売上収益は前期を下回りました。

海外新車用タイヤは、タイや南アフリカに加えて、昨年より納入を開始したブラジルで販売を伸ばしました。また 北米・欧州においても引き続き海外自動車メーカー向けを中心に納入を拡大したことにより、販売数量は前期を上回 りましたが、為替の円高影響により売上収益は前期を下回りました。

以上の結果、タイヤ事業の売上収益は前期を下回りました。  

②スポーツ事業

スポーツ事業の売上収益は、72,772百万円(前期比6.4%減)、事業利益は4,303百万円(前期比63.3%増)となり ました。

国内ゴルフ用品市場では、ゴルフ場入場者数が前期を下回るなか、主力のゴルフクラブ「ゼクシオ ナイン」は順 調に販売を伸ばし、当期もゴルフクラブ、ゴルフボールにおいてシェアNo.1(※)を確保しましたが、ゴルフウェア では当期よりデサント社とのライセンスビジネスに切り替えたため減収となったことなどにより、国内ゴルフ用品全

(6)

海外のゴルフ用品市場においては、グローバルに「スリクソン」、「ゼクシオ」、「クリーブランドゴルフ」のブ ランドで積極的に拡販に努めましたが、為替の円高影響により売上収益は前期を下回りました。

以上の結果、スポーツ事業の売上収益は前期を下回りましたが、円高による仕入コストの減少などにより、事業利 益は増益となりました。

※株式会社矢野経済研究所調べによる店頭販売金額シェア  

③産業品他事業

産業品他事業の売上収益は、35,479百万円(前期比7.8%減)、事業利益は2,673百万円(前期比26.7%増)となり ました。

制振事業では、住宅用制震ユニット「ミライエ」の販売が好調に推移し、年間目標である6千棟の販売を達成しま した。また、熊本地震の際には「ミライエ」装着住宅は1棟も倒壊せず、お客様から高い評価を受けました。

医療用ゴム部品については、スイスのロンストロフ社を核として欧州中心にグローバル展開を進めました。 一方でプリンター・コピー機用精密ゴム部品では、プリンター・コピー機の市況悪化の影響で減産となったことに 加えて、為替の影響もあり、減収となりました。

体育施設や土木海洋といったインフラ系商材においても、物件の遅れなどにより低調に推移しました。 以上の結果、産業品他事業の売上収益は前期を下回りましたが、経費の抑制などにより増益となりました。  

3)次期の見通し

次期の連結業績としましては、後述の「3.経営方針(3)会社の対処すべき課題」に記載の取り組みを、「1. 経営成績・財政状態に関する分析(4)事業等のリスク」に記載のリスク要因を踏まえて進めてまいりますが、現時 点では次のとおり見込んでおります。

 

2017年度の業績見通しは、次のとおりであります。  

  通期 対前期増減率

第2四半期連結 累計期間

対前年同四半期 増減率

  百万円 百万円

売上収益 850,000 12.3 385,000 -

 

タイヤ事業 732,000 12.9 330,000 -

 

スポーツ事業 80,000 9.9 38,000 -

 

産業品他事業 38,000 7.1 17,000 -

事業利益 50,000 △33.3 15,000 -

 

タイヤ事業 44,000 △35.2 12,500 -

 

スポーツ事業 3,000 △30.3 1,500 -

 

産業品他事業 3,000 12.3 1,000 -

調整額  - - - -

営業利益 50,000 △31.8 15,000 -

税引前利益 48,600 △30.7 14,300 -

親会社の所有者に 帰属する当期利益

33,000 △20.2 10,000 -

(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。  

為替レートの前提

  通期 対前期増減

1米ドル当たり 110円 1円

1ユーロ当たり 120円 -円

 

- 4 -

(7)

(2)財政状態に関する分析  

  前連結会計年度 当連結会計年度 増減

  百万円 百万円 百万円

資産合計 932,432 897,634 △34,798 資本合計 451,837 459,541 7,704 親会社の所有者に

帰属する持分

422,287 429,316 7,029 親会社所有者帰属

持分比率(%)

45.3 47.8 2.5

ROE(%) 17.5 9.7 △7.8

ROA(%) 8.4 8.2 △0.2

有利子負債 261,867 204,218 △57,649

D/E レシオ(倍) 0.6 0.5 △0.1

1株当たり親会社 所有者帰属持分

1,609円83銭 1,636円63銭 26円80銭 (注)ROAは連結ベースの事業利益に基づき算定しております。

 

①資産、負債及び資本の状況

当期末の資産合計は、897,634百万円と前期末に比べて34,798百万円減少しました。営業債権及びその他の債権及 び棚卸資産の減少などにより流動資産は8,802百万円減少しました。アライアンス解消に伴うグッドイヤー社株式売 却による投資有価証券の減少などに加え、為替の円高の影響により、非流動資産は25,996百万円減少しました。

また、当期末の負債合計は、438,093百万円と前期末に比べて42,502百万円減少し、有利子負債残高は、204,218百 万円と前期末に比べて57,649百万円減少しました。

また、当期末の資本合計は459,541百万円、うち親会社の所有者に帰属する持分は429,316百万円、親会社所有者帰 属持分比率は47.8%、1株当たり親会社所有者帰属持分は1,636円63銭となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、営業債務及びその他の債務の減少1,190百万円などの減少要 因があったものの、税引前利益70,093百万円の計上、減価償却費及び償却費の計上51,248百万円、棚卸資産の減少 3,802百万円及び営業債権及びその他の債権の減少4,518百万円などの増加要因により、128,190百万円の収入となり ました。

投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、アライアンス解消に伴うグッドイヤー社株式などの売却によ る収入10,353百万円などの増加要因の一方、生産能力拡大に伴う有形固定資産の取得による支出48,222百万円などに より42,144百万円の支出となりました。

この結果、営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差し引いたフリーキャッ シュ・フローでは86,046百万円のプラスとなりました。

財務活動によるキャッシュ・フローにおいて短期借入金、社債及び長期借入金の純額で54,447百万円の返済を行っ たほか、配当金15,739百万円の支払などがあった結果、現金及び現金同等物に係る換算差額を調整後の当期末の現金 及び現金同等物の残高は、66,492百万円となりました。

 

(8)

キャッシュ・フロー指標のトレンド

  2015年12月期 2016年12月期

親会社所有者帰属持分比率(%) 45.3 47.8

時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%) 44.5 54.2 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 3.0 1.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 20.2 37.2

(算出方法)

・親会社所有者帰属持分比率: 親会社の所有者に帰属する持分/資産合計

・時価ベースの親会社所有者帰属持分比率: 株式時価総額/資産合計

・キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 有利子負債/営業キャッシュ・フロー

・インタレスト・カバレッジ・レシオ: 営業キャッシュ・フロー/利払い (注) 1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。

2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3.有利子負債は、連結財政状態計算書に記載されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象

としております。

4.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用 しております。

5.利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

6.IFRSへの移行日を2015年1月1日とし、2016年12月期よりIFRSを適用しているため、2014年12月期以前に ついては記載しておりません。

 

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社は、株主への利益還元を最重要課題と認識して、連結ベースでの配当性向、業績の見通し、内部留保の水準等 を総合的に判断しながら、長期にわたり安定して株主に報いることを基本方針としております。

また、内部留保につきましては、将来の収益基盤の拡大を図るため、設備投資や研究開発などの先行投資に活用す る所存であります。

当期の配当につきましては、1株当たりの期末配当金を25円とし、既にお支払いしました中間配当金30円と合わせ て、年間55円とさせていただく予定であります。

また、次期の配当は、1株当たり中間配当金25円、期末配当金30円の年間55円の配当とさせていただく予定であり ます。

 

(4)事業等のリスク

当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のある事項のうち、主なものは以下のとおりです。 記載内容のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。

なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識し、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存 です。

1)為替変動の影響

為替の変動は、当社グループが輸出販売する製品の価格、購入する原材料の価格及び外貨建資産・負債の価値、 外貨建財務諸表の邦貨換算等に影響を与えますが、円が米ドルを始めとする他の通貨に対して円高になると、当社 グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、連結売上収益に占める 海外売上収益の割合を2001年12月期の25.2%から2016年12月期の59.4%(IFRSでの数値)へ高めてきており、今後 も当社グループの業績等が為替変動により受ける影響は拡大する可能性があります。

このため、当社グループでは、為替予約や通貨毎の輸出入のバランス化等により、為替変動によるリスクの軽減 を図っておりますが、これにより当該リスクを完全に回避できるものではありません。

 

2)原材料価格の変動

当社グループの製品の主要原材料は、天然ゴム、石油化学製品及び金属材料です。従って、天然ゴム価格、原油 価格、鋼材価格等の商品市況価格が上昇すると、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

- 6 -

(9)

3)金利の変動

当社グループは、有利子負債の削減を推進し財務体質の改善を図るとともに、資金調達手段の多様化や金利スワ ップ等により金利変動によるリスクを軽減するための対策を講じておりますが、金利が中長期的に上昇した場合、 資金調達コストが上昇し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

4)製品の品質による影響

当社グループでは、所定の品質基準に基づき、製品の品質確保に万全の対策を講じておりますが、製品の欠陥や クレームの発生を皆無にすることは困難です。

当社グループは、欠陥が発生した場合又は裁判等により欠陥が認定された場合に備え、欠陥に起因する損害賠償 等の諸費用に対する損害保険を付保しておりますが、保険で補償されない費用が発生する可能性があります。ま た、クレームに対する処理費並びに製品の回収・交換による費用が発生する可能性があります。これらの事態が発 生した場合、当社グループの業績や財政状態並びに社会的評価に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

5)災害時の影響

当社グループは日本・アジア地域を中心に世界の広範な地域で事業を展開しており、それらの事業は自然災害、 疾病、戦争、テロ等に直接又は間接の影響を受ける可能性があります。これらの事象が発生した場合、当社グルー プの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)

2.企業集団の状況

当社の企業集団は、当社と子会社79社及び関連会社6社並びにその他の関係会社1社(住友電気工業㈱)で構成さ れ、タイヤ事業、スポーツ事業及び産業品他事業のほか、各事業に付帯・関連するサービス等の事業を国内及び海外で 展開しております。

 

 

- 8 -

(11)

3.経営方針

(1)会社の経営の基本方針

当社は、株主をはじめ全てのステークホルダーに期待され信頼されるグローバルな企業として企業価値を高めてい くとともに、広く地域・社会に貢献し、快適で魅力ある新しい生活価値を創出し続けることを、会社の基本方針とし ております。

また、会社経営の基本精神である企業理念は次のとおりであります。

・現地現物主義に立ってお客様の期待に応え、より良い製品を責任を持って提供します。

・堅実な経営基盤をもとに時代の変化に柔軟に適応し、新しい時代を切り開きます。

・独自技術及び研究開発を充実させ、新たなニーズを積極的に開拓します。

・地球環境に責任を持った企業活動と環境に優しい技術開発を進めます。  

(2)中長期的な会社の経営戦略と目標とする経営指標

当社グループは、2020年を目標年度とした長期ビジョン「VISION 2020」を策定し公表しております。このビジョ ンの目標達成イメージは、従来から取り組んできた「世界一の現場力・開発力・技術力」と「業界No.1の収益力」 の実現に加えて、「新市場への挑戦」「飽くなき技術革新」「新分野の創出」といった「新たな挑戦」を原動力とし て、世界一の価値をさまざまな事業領域で提供し続ける企業集団となることであります。

具体的な数値目標として、2020年に連結売上高1兆2,000億円、連結営業利益率12%以上などを掲げ、ビジョンの行 動イメージである「Go for NEXT」を念頭に、目標達成に向けて邁進しております。

具体的な経営戦略としましては、新興諸国を中心とした成長市場での拡販、シミュレーション技術の更なる進化と 活用、次世代新工法の適用拡大、環境対応商品の拡充、新規顧客の開拓、制振技術の普及、ヘルスケアビジネスの展 開などに経営資源を投入することにより、持続的成長の実現を通じて企業価値の最大化を目指します。

なお、当連結会計年度より従来の日本基準に替えてIFRSを適用しておりますが、IFRSに基づく目標数値につきまし ては、2012年の長期ビジョン策定時からの経営環境の変化も踏まえ、現在検討中であります。

 

(3)会社の対処すべき課題

今後の世界経済の見通しにつきましては、英国のEU離脱による英国・EU域内における影響のほか、米国新政権での 保護主義的な政策に伴うグローバルな影響など、世界的な景気の先行き不透明感が一層高まっており、高騰している 原油や天然ゴム価格のほか、為替の動向、地政学的リスクの顕在化など、景気の不確実性が一層増してくるものと予 想しています。

わが国においても、財政問題への先行き不安や、世界的な景気の先行き不透明感による消費マインドの冷え込みな どが懸念されます。

このような経営環境に対応するため、当社グループは、「1.経営成績・財務状態に関する分析(4)事業等のリ スク」に記載したリスク要因を踏まえながら、次のような課題に取り組んでまいります。

 

[タイヤ事業]

国内市場におきましては、低燃費タイヤにおけるプレゼンスの維持向上を目指して今後も新商品を順次投入してま いります。「ダンロップ」ブランドでは、乗り心地性能と静粛性能を大幅に高め、実感できる快適性能を当社新技術

「SHINOBI(シノビ)テクノロジー」と「サイレントコア」で実現した「LE MANS V(ル・マン ファイブ)」61サイ ズを2月から発売しました。また、ライフ性能を従来品に比べて1.4倍高めた小型トラック・バス用低燃費タイヤ

「エナセーブ SP LT50(エスピー・エルティー・ゴーゼロ)」を3月から発売いたします。

海外市場におきましては、新興諸国での拡販を継続することに加えて、2017年1月5日に全株式の取得を発表し、 2月10日に買収手続きが完了しました、英国タイヤ販売会社「Micheldever Group Ltd.」を活用し、英国市場におけ る「ファルケン」ブランドのプレゼンス向上を図ってまいります。そのほか、経営の自由度が増した欧米における拡 販を積極的に展開するほか、拡大する環境規制に適合した商品の投入など、地域特性に応じた商品の投入もグローバ ルに進めてまいります。

開発面では、新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN(アドバンスド・フォーディー・ナノ・デザイン)」を 初めて採用することでラべリング制度における最高グレード「AAA-a」を達成するとともに、耐摩耗性能を大幅に向 上させたエナセーブのフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXT Ⅱ(ネクスト ツー)」を2016年11月に発売 しました。そのほか、パンクが発生しないエアレスタイヤテクノロジー「GYROBLADE(ジャイロブレード)」、空気 漏れを防ぐシーラントタイヤテクノロジー「CORESEAL(コアシール)」の実用化を進めていくなど、今後も当社独自 の先進技術を活用した魅力ある商品を具体化し、順次展開してまいります。

(12)

生産面では、世界各地での増販にあわせて供給能力を拡大してまいります。欧州、ロシア、中近東、アフリカ地域 への供給に適したトルコ工場のほか、2015年10月に取得しました米国工場や、南アフリカ工場、ブラジル工場の能力 増強投資を行っていくなど、今後も持続的な成長を支える供給体制の構築に努めてまいります。

 

[スポーツ事業]

ゴルフ用品では、国内でのトップシェアを維持すべく、主力のゴルフクラブ、「ゼクシオ ナイン」を軸に「スリ クソン」、「クリーブランドゴルフ」のゴルフクラブの拡販に努めます。ゴルフボールでは、高価格帯の「ゼクシ オ」ブランドのほか、「スリクソン」などの新商品を順次投入いたします。海外市場においても国内同様、「ゼクシ オ」、「スリクソン」、「クリーブランドゴルフ」ゴルフクラブの販売拡大や、「スリクソン」ゴルフボールのシェ アアップなどに継続して取り組んでまいります。

テニス用品では、女子テニス世界第3位(※)のアグニエシュカ・ラドワンスカ選手と契約した「スリクソン」ラケ ットの新商品投入や、テニスボールの販売キャンペーンなどを実施し、拡販を進めてまいります。

ウェルネス事業では、引き続きコンパクトジムの新規出店を拡大してまいります。

※世界ランキングは、2016年12月26日現在  

[産業品他事業]

プリンター・コピー機用精密ゴム部品では、新規市場・新規顧客の開拓を進めてまいります。

制振事業では、「ミライエ」を中心に更にラインアップを整備して、安全で高品質な商品の供給に努めてまいりま す。

医療用ゴム部品は、欧州市場を中心にグローバル展開を一層進めてまいります。

インフラ系ビジネスでは、東京オリンピック需要で既に受注している港湾整備物件をはじめ、今後具体化される物 件に対応し、拡販に繋げてまいります。

すべての商材において、品質や機能面で付加価値の高い商品を開発、提供することにより、さらなる成長を目指し てまいります。

   

4.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上、及びグループ会社の経営管理の品質向上 を目的に、当連結会計年度よりIFRSを適用しております。

 

- 10 -

(13)

5.連結財務諸表

(1)連結財政状態計算書

(単位:百万円)  

 

移行日

(2015年1月1日)

前連結会計年度

(2015年12月31日)

当連結会計年度

(2016年12月31日)

資産      

流動資産      

現金及び現金同等物 53,653 53,556 66,492

営業債権及びその他の債権 212,395 189,940 182,855

その他の金融資産 3,919 5,470 3,821

棚卸資産 140,301 144,507 138,993

その他の流動資産 16,906 27,888 20,398

流動資産合計 427,174 421,361 412,559

非流動資産      

有形固定資産 362,434 371,130 363,293

のれん 5,895 15,623 15,351

無形資産 15,332 20,793 21,445

持分法で会計処理されている投資 47,742 4,045 4,071

その他の金融資産 54,146 56,743 41,239

退職給付に係る資産 22,356 24,167 20,635

繰延税金資産 13,686 13,100 13,888

その他の非流動資産 5,665 5,470 5,153

非流動資産合計 527,256 511,071 485,075

資産合計 954,430 932,432 897,634

 

(14)

 

(単位:百万円)  

 

移行日

(2015年1月1日)

前連結会計年度

(2015年12月31日)

当連結会計年度

(2016年12月31日)

負債及び資本      

負債      

流動負債      

社債及び借入金 113,299 125,173 77,056

営業債務及びその他の債務 128,798 119,763 120,236

その他の金融負債 2,415 2,352 2,624

未払法人所得税 12,714 3,517 9,960

引当金 6,184 5,160 7,350

その他の流動負債 30,307 29,189 34,777

流動負債合計 293,717 285,154 252,003

非流動負債      

社債及び借入金 178,357 130,877 121,556

その他の金融負債 5,389 5,539 4,577

退職給付に係る負債 18,140 22,821 22,188

引当金 1,039 1,214 1,197

繰延税金負債 10,256 10,110 12,154

その他の非流動負債 17,440 24,880 24,418

非流動負債合計 230,621 195,441 186,090

負債合計 524,338 480,595 438,093

資本      

資本金 42,658 42,658 42,658

資本剰余金 37,789 37,916 37,937

利益剰余金 304,150 360,143 389,970

自己株式 △559 △567 △570

その他の資本の構成要素 14,621 △17,863 △40,679 親会社の所有者に帰属する持分合計 398,659 422,287 429,316

非支配持分 31,433 29,550 30,225

資本合計 430,092 451,837 459,541

負債及び資本合計 954,430 932,432 897,634

 

- 12 -

(15)

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

(単位:百万円)  

 

前連結会計年度

(自 2015年1月1日 至 2015年12月31日)

当連結会計年度

(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)

売上収益 798,483 756,696

売上原価 △528,393 △499,650

売上総利益 270,090 257,046

販売費及び一般管理費 △191,237 △182,130

その他の収益 13,487 3,930

その他の費用 △3,167 △5,562

営業利益 89,173 73,284

金融収益 2,604 3,168

金融費用 △8,439 △6,416

持分法による投資利益 5,613 57

税引前利益 88,951 70,093

法人所得税費用 △15,087 △27,822

当期利益 73,864 42,271

     

当期利益の帰属    

親会社の所有者 71,976 41,364

非支配持分 1,888 907

当期利益 73,864 42,271

     

1株当たり当期利益    

基本的1株当たり当期利益(円) 274.38 157.69

 

(16)

(連結包括利益計算書)

(単位:百万円)  

 

前連結会計年度

(自 2015年1月1日 至 2015年12月31日)

当連結会計年度

(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)

当期利益 73,864 42,271

     

その他の包括利益    

純損益に振り替えられることのない項目    

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する 金融資産

477 △84

確定給付制度の再測定 1,216 △1,471

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対 する持分

△2,803 -

純損益に振り替えられる可能性のある項目    

キャッシュ・フロー・ヘッジ △113 312

在外営業活動体の換算差額 △33,557 △19,216

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対 する持分

△1 -

税引後その他の包括利益 △34,781 △20,459

当期包括利益 39,083 21,812

     

当期包括利益の帰属    

親会社の所有者 38,444 22,669

非支配持分 639 △857

当期包括利益 39,083 21,812

 

- 14 -

(17)

(3)連結持分変動計算書

前連結会計年度(自 2015年1月1日 至 2015年12月31日)

(単位:百万円)  

 

親会社の所有者に帰属する持分

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式

その他の資本の構成要素

在外営業活 動体の換算 差額

キャッシュ

・フロー・ ヘッジ

2015年1月1日時点の残高 42,658 37,789 304,150 △559 - 42

当期利益     71,976      

その他の包括利益         △32,266 △113

当期包括利益合計 - - 71,976 - △32,266 △113

自己株式の取得       △8    

自己株式の処分   0   0    

配当金     △14,428      

支配継続子会社に対する持分 変動

  127        

連結範囲の変動      

利益剰余金への振替     △1,555      

その他の増減額       △507

所有者との取引額合計 - 127 △15,983 △8 - △507 2015年12月31日時点の残高 42,658 37,916 360,143 △567 △32,266 △578  

   

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分 合計 その他の資本の構成要素

合計 その他の包

括利益を通 じて公正価 値で測定す る金融資産

確定給付制 度の再測定

合計

2015年1月1日時点の残高 14,579 - 14,621 398,659 31,433 430,092

当期利益     - 71,976 1,888 73,864

その他の包括利益 452 △1,605 △33,532 △33,532 △1,249 △34,781 当期包括利益合計 452 △1,605 △33,532 38,444 639 39,083

自己株式の取得     - △8   △8

自己株式の処分     - 0   0

配当金     - △14,428 △3,385 △17,813

支配継続子会社に対する持分 変動

    - 127 1,910 2,037

連結範囲の変動     - - △1,047 △1,047

利益剰余金への振替 △50 1,605 1,555 -   -

その他の増減額     △507 △507   △507

所有者との取引額合計 △50 1,605 1,048 △14,816 △2,522 △17,338 2015年12月31日時点の残高 14,981 - △17,863 422,287 29,550 451,837

(18)

当連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)

(単位:百万円)  

 

親会社の所有者に帰属する持分

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式

その他の資本の構成要素

在外営業活 動体の換算 差額

キャッシュ

・フロー・ ヘッジ

2016年1月1日時点の残高 42,658 37,916 360,143 △567 △32,266 △578

当期利益     41,364      

その他の包括利益         △17,391 312

当期包括利益合計 - - 41,364 - △17,391 312

自己株式の取得       △3    

自己株式の処分   0   0    

配当金     △15,739      

支配継続子会社に対する持分 変動

  21        

連結範囲の変動      

利益剰余金への振替     4,202      

その他の増減額       81

所有者との取引額合計 - 21 △11,537 △3 - 81 2016年12月31日時点の残高 42,658 37,937 389,970 △570 △49,657 △185  

   

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分 合計 その他の資本の構成要素

合計 その他の包

括利益を通 じて公正価 値で測定す る金融資産

確定給付制 度の再測定

合計

2016年1月1日時点の残高 14,981 - △17,863 422,287 29,550 451,837

当期利益     - 41,364 907 42,271

その他の包括利益 △83 △1,533 △18,695 △18,695 △1,764 △20,459 当期包括利益合計 △83 △1,533 △18,695 22,669 △857 21,812

自己株式の取得     - △3   △3

自己株式の処分     - 0   0

配当金     - △15,739 △1,314 △17,053

支配継続子会社に対する持分 変動

    - 21 2,574 2,595

連結範囲の変動     - - 272 272

利益剰余金への振替 △5,735 1,533 △4,202 -   -

その他の増減額     81 81   81

所有者との取引額合計 △5,735 1,533 △4,121 △15,640 1,532 △14,108 2016年12月31日時点の残高 9,163 - △40,679 429,316 30,225 459,541  

- 16 -

(19)

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)  

 

前連結会計年度

(自 2015年1月1日 至 2015年12月31日)

当連結会計年度

(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー    

税引前利益 88,951 70,093

減価償却費及び償却費 51,419 51,248

減損損失 345 395

受取利息及び受取配当金 △2,360 △2,413

支払利息 4,476 3,712

持分法による投資損益(△は益) △5,613 △57

固定資産除売却損益(△は益) 875 672

関係会社株式売却損益(△は益) △9,067 -

棚卸資産の増減額(△は増加) △8,579 3,802

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 19,275 4,518

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △13,460 △1,190

その他 △5,034 7,820

小計 121,228 138,600

利息の受取額 1,488 1,749

配当金の受取額 874 659

利息の支払額 △4,290 △3,446

法人所得税の支払額 △32,436 △9,372

営業活動によるキャッシュ・フロー 86,864 128,190

投資活動によるキャッシュ・フロー    

有形固定資産の取得による支出 △57,706 △48,222

有形固定資産の売却による収入 968 440

無形資産の取得による支出 △4,232 △5,170

投資有価証券の取得による支出 △152 △89

投資有価証券の売却による収入 81 10,353

連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 - 120

連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △17,463 -

連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 2,837 -

関係会社株式の売却による収入 45,471 -

事業譲受による支出 △1,910 -

その他 1,434 424

投資活動によるキャッシュ・フロー △30,672 △42,144

財務活動によるキャッシュ・フロー    

短期借入金の純増減額(△は減少) △6,204 △24,829

社債発行及び長期借入による収入 955 14,673

社債償還及び長期借入金の返済による支出 △29,289 △44,291

非支配持分からの払込みによる収入 3,717 2,604

配当金の支払額 △14,428 △15,739

非支配持分への配当金の支払額 △3,385 △1,314

非支配持分の取得による支出 △1,714 △19

その他 △2,359 △2,140

財務活動によるキャッシュ・フロー △52,707 △71,055

現金及び現金同等物に係る換算差額 △3,582 △2,055

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △97 12,936

(20)

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。  

 

(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 1.報告企業

住友ゴム工業株式会社(以下、当社)は、日本に所在する企業であります。連結財務諸表は2016年12月31日 を期末日とし、当社及び子会社(以下、当社グループ)並びに当社の関連会社により構成されております。当 社グループの主な事業内容は、「セグメント情報等」に記載しております。

   

2.作成の基礎

(1)連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省 令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定によ り、IFRSに準拠して作成しております。

当社グループは、当連結会計年度(2016年1月1日から2016年12月31日まで)からIFRSを適用しており、当 連結会計年度の年次の連結財務諸表がIFRSに準拠して作成する最初の連結財務諸表となります。IFRS移行日は 2015年1月1日であり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下、IFRS第1号)を適用しておりま す。IFRSへの移行日及び比較年度において、IFRSへの移行が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシ ュ・フローの状況に与える影響は、「初度適用」に記載しております。

 

(2)測定の基礎

連結財務諸表は、「3.重要な会計方針」に記載のとおり、公正価値で測定されている特定の金融商品等を 除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3)表示通貨及び単位

連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示して おります。

 

(4)新基準の早期適用

当社グループは、2016年12月31日現在有効なIFRSに準拠しており、IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改 訂)を早期適用しております。

   

3.重要な会計方針

以下に記載されている会計方針は、他の記載がない限り、連結財務諸表(IFRS移行日の連結財政状態計算書 を含む)に記載されている全ての期間において、継続的に適用されております。

 

(1)連結の基礎

① 子会社

子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループがある企業への関与によ り生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、当該企業に対するパワーにより当 該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、当社グループは当該企業を支配していると判断してお ります。子会社の財務諸表は、当社グループが支配を獲得した日から支配を喪失する日まで、連結の対象に 含めております。

当社グループ間の債権債務残高及び内部取引高、並びに当社グループ間の取引から発生した未実現損益 は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。

子会社の包括利益については、非支配持分が負の残高となる場合であっても、親会社の所有者と非支配持 分に帰属させております。

決算日が連結決算日と異なる連結子会社は、連結財務情報のより適正な開示を図るため、連結決算日にお いて仮決算を実施した上で連結しております。

- 18 -

(21)

支配が継続する子会社に対する当社グループの持分変動については、資本取引として会計処理しておりま す。非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認 識されております。

 

② 関連会社

関連会社とは、当社グループが当該企業に対し、財務及び経営方針に対して重要な影響力を有しているも のの、支配又は共同支配は有していない企業をいいます。関連会社については、当社グループが重要な影響 力を有することとなった日から重要な影響力を喪失する日まで、持分法によって会計処理しております。  

(2)企業結合

当社グループは、企業結合の会計処理として取得法を適用しております。企業結合において取得した識別可 能資産及び引き受けた識別可能負債と偶発負債は、取得日における公正価値で測定しております。取得に関連 して発生した費用は、発生時に費用として認識しております。非支配持分は、当社グループの持分とは別個に 識別されます。被取得企業に対する非支配持分の測定については、非支配持分を公正価値で測定するか、被取 得企業の識別可能な資産及び負債の純額に対する非支配持分の比例割合で測定するか、個々の企業結合取引ご とに選択しております。

のれんは、移転された企業結合の対価、被取得企業の非支配持分の金額及び取得企業が以前に保有していた 被取得企業の資本持分の公正価値の合計額が、取得日における識別可能資産及び負債の正味価額を上回る場合 にその超過額として測定しております。

割安購入により、当該金額が取得した識別可能資産及び負債の正味価額を下回る場合、差額は純損益として 認識しております。

当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用し、移行日よりも前の企業結合については、IFRS第3号「企 業結合」(以下、IFRS第3号)を遡及適用しておりません。

 

(3)外貨換算

① 外貨建取引

当社グループ各社の財務諸表は、その企業が事業活動を行う主たる経済環境の通貨である機能通貨で作成 しております。

外貨建取引は、取引日における為替レート又はそれに近似するレートで当社グループ各社の機能通貨に換 算しております。

期末日における外貨建の貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に換算し、換算又は決済 によって生じる換算差額は純損益として認識しております。ただし、その他の包括利益を通じて測定される 金融資産及びキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換算差額については、その他の包括利益として認識し ております。

 

② 在外営業活動体

在外営業活動体の資産及び負債については期末日の為替レート、収益及び費用については連結会計期間中 の為替レートが著しく変動していない限り、期中平均レートを用いて日本円に換算しております。在外営業 活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、その他の包括利益として認識しております。当該差額 は「在外営業活動体の換算差額」として、その他の資本の構成要素に含めております。

なお、当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用しており、移行日における在外営業活動体の累積換 算差額を全て利益剰余金に振り替えております。

 

(4)現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動 について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されており ます。

 

(5)金融商品

① デリバティブ以外の金融資産 (i)分類

当社グループは、デリバティブ以外の金融資産を、償却原価で測定される金融資産、その他の包括利益

(22)

(償却原価で測定される金融資産)

金融資産は、以下の要件を満たす場合に償却原価で測定される金融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルに基づ いて保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所 定の日に生じる。

 

(その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産)

(a)その他の包括利益を通じて公正価値で測定される負債性金融資産

金融資産は、以下の要件を満たす場合にその他の包括利益を通じて公正価値で測定される負債性金 融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方によって目的が達成される事業モデルに基づいて 保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フロー が所定の日に生じる。

(b)その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融資産

償却原価で測定される金融資産、又はその他の包括利益を通じて公正価値で測定される負債性金融 資産以外の金融資産のうち、売却目的保有を除く全てのその他の資本性金融商品に対する投資につい て、当社グループは、当初認識時に事後の公正価値の変動をその他の包括利益に表示するという取消 不能な選択を行っております。

なお、当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用し、IFRS移行日現在で存在する事実及び状況 に基づき、資本性金融資産に対する投資を、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものと指 定しております。

 

(純損益を通じて公正価値で測定される金融資産)

償却原価で測定される金融資産又はその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産以外の金 融資産は、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。当社グループは、いずれ の負債性金融商品に対する投資も、会計上のミスマッチを取り除くあるいは大幅に削減させるために純損 益を通じて公正価値で測定されるものとして指定しておりません。

 

(ⅱ)当初認識及び測定

当社グループは、営業債権及びその他の債権を、これらの発生日に当初認識しております。その他の全 ての金融資産は、当社グループが当該金融資産の契約当事者となった取引日に当初認識しております。全 ての金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類される場合を除き、公正価値に取 引コストを加算した金額で当初測定しております。

 

(ⅲ)事後測定

金融資産の当初認識後の測定は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。  

(償却原価で測定される金融資産)

償却原価で測定される金融資産については、実効金利法による償却原価で測定しております。  

(その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産)

(a)その他の包括利益を通じて公正価値で測定される負債性金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される負債性金融資産に係る公正価値の変動額は、減損 利得又は減損損失及び為替差損益を除き、当該金融資産の認識の中止が行われるまで、その他の包括 利益として認識しております。当該金融資産の認識の中止が行われる場合、過去に認識したその他の 包括利益は純損益に振り替えております。

(b)その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融資産に係る公正価値の変動額は、その 他の包括利益として認識しております。当該金融資産の認識の中止が行われる場合、又は公正価値が 著しく下落した場合、過去に認識したその他の包括利益は利益剰余金に直接振り替えております。な お、当該金融資産からの配当金については純損益として認識しております。

 

- 20 -

(23)

(純損益を通じて公正価値で測定される金融資産)

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産については、当初認識後は公正価値で測定し、その変動 額は純損益として認識しております。

 

(ⅳ)金融資産の減損

当社グループは償却原価で測定される金融資産に係る予想信用損失に対する貸倒引当金を認識しており ます。

 

(信用リスクの著しい増大の判定)

当社グループは、期末日ごとに、金融資産の債務不履行発生のリスクを期末日現在と当初認識日現在で 比較し、金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大しているかどうかを評価しております。

なお、当社グループは、信用リスクが著しく増大しているかどうかを当初認識以降の債務不履行の発生 リスクの変化に基づいて判断しており、債務不履行の発生リスクに変化があるかどうかを評価するのにあ たっては、以下を考慮しております。

・金融資産の外部信用格付の著しい変化

・内部信用格付の格下げ

・借手の経営成績の悪化

・期日経過の情報  

(予想信用損失の測定)

予想信用損失は、契約に基づいて当社グループが受け取るべき契約上のキャッシュ・フローと、当社グ ループが受け取ると見込んでいるキャッシュ・フローとの差額の現在価値であります。金融資産に係る信 用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、当該金融資産に係る貸倒引当金を全期間の予想 信用損失に等しい金額で測定し、著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損失に等しい金額で 測定しております。

なお、上記にかかわらず、重大な金融要素を含んでいない営業債権については、貸倒引当金を全期間の 予想信用損失に等しい金額で測定しております。

金融資産に係る貸倒引当金の繰入額は、純損益で認識しております。貸倒引当金を減額する事象が発生 した場合は、貸倒引当金の戻入額を純損益で認識しております。

 

(ⅴ)金融資産の認識の中止

金融資産は、キャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅したか、譲渡されたか、又は実質的に所 有に伴うすべてのリスクと経済価値が移転した場合に認識を中止しております。

また当社グループは、金融資産の全体又は一部分を回収するという合理的な予想を有していない場合に は、金融資産の総額での帳簿価額を直接減額しております。

 

② デリバティブ以外の金融負債 (ⅰ)分類

当 社 グ ル ー プ は 、 デ リ バ テ ィ ブ 以 外 の 金 融 負 債 を 、 償 却 原 価 で 測 定 さ れ る 金 融 負 債 に 分 類 し て お り ま す。

 

(ⅱ)当初認識及び測定

当社グループは、当社グループが発行した負債証券を、その発行日に当初認識しております。その他の 全ての金融負債は、当社グループが当該金融負債の契約当事者になる取引日に当初認識しております。全 ての金融負債は、公正価値に取引コストを減算した金額で当初測定しております。

 

(ⅲ)事後測定

金融負債は、実効金利法による償却原価で事後測定しております。  

(ⅳ)金融負債の認識の中止

金融負債は消滅した時、すなわち、契約中に特定された債務が免責、取消し、又は失効となった時に認 識を中止しております。

(24)

③ 金融資産及び金融負債の相殺

金融資産と金融負債は、認識された金額を相殺する強制可能な法的権利が現時点で存在し、かつ純額ベー スで決済するか又は資産を実現すると同時に負債を決済する意図が存在する場合にのみ、相殺し、連結財政 状態計算書において純額で表示しております。

 

④ デリバティブ及びヘッジ会計

当社グループは、為替リスクや金利リスクをそれぞれヘッジするために、為替予約、金利スワップ契約等 のデリバティブを利用しております。これらのデリバティブは、契約が締結された時点の公正価値で当初測 定し、その後も公正価値で事後測定しております。

デリバティブの公正価値の変動額についての会計処理は、適格なヘッジ手段に指定される場合はヘッジ目 的とヘッジ指定により決定され、適格なヘッジ手段に指定されない場合のデリバティブの公正価値の変動は 純損益として認識しております。

 

(ⅰ)ヘッジ会計の適格要件

当社グループは、ヘッジ関係がヘッジ会計の適格要件を満たすかどうかを評価するために、取引開始時 に、ヘッジ手段とヘッジ対象との関係、並びに種々のヘッジ取引の実施についてのリスク管理目的及び戦 略について文書化しております。また、ヘッジ取引に利用したデリバティブがヘッジ対象の公正価値、又 はキャッシュ・フローの変動を相殺するに際し、ヘッジ有効性の要求をすべて満たしているかどうかにつ いても、ヘッジ開始時以降継続的に評価し文書化しております。なお、ヘッジ有効性の継続的な評価は、 各期末日又はヘッジ有効性の要求に影響を与える状況の重大な変化があった時のいずれか早い方において 行っております。

 

(ⅱ)適格なヘッジ関係の会計処理

ヘッジ会計の適格要件を満たすヘッジ関係については、以下のように会計処理しております。  

(公正価値ヘッジ)

ヘッジ手段に係る公正価値の変動額は、純損益として認識しております。ヘッジ対象に係る公正価値の 変動額は、ヘッジ対象の帳簿価額を調整するとともに、純損益として認識しております。

 

(キャッシュ・フロー・ヘッジ)

ヘッジ手段に係る公正価値の変動額のうち、ヘッジ有効部分であるキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金 はその他の包括利益として認識し、ヘッジ有効部分以外は純損益として認識しております。

ヘッジされた予定取引がその後に非金融資産若しくは非金融負債の認識を生じる場合、キャッシュ・フ ロー・ヘッジ剰余金を直接、当該資産又は負債の当初原価又はその他の帳簿価額に振り替えております。

上記以外のキャッシュ・フロー・ヘッジに係るキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金は、ヘッジされた予 想将来キャッシュ・フローが純損益に影響を与えるのと同じ期間に、純損益に振り替えております。

ただし、当該金額が損失であり、当該損失の全部又は一部が将来の期間において回収されないと予想す る場合には、回収が見込まれない金額を、直ちに純損益に振り替えております。

ヘッジ会計を中止する場合、キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金は、ヘッジされた将来キャッシュ・フ ローの発生が依然見込まれる場合には、当該キャッシュ・フローが発生するまでキャッシュ・フロー・ヘ ッジ剰余金に残し、ヘッジされた将来キャッシュ・フローの発生がもはや見込まれない場合には、純損益 に直ちに振り替えております。

 

⑤ 金融商品の公正価値

各報告日現在で活発な市場において取引されている金融商品の公正価値は、市場における公表価格を参照 しております。活発な市場が存在しない金融商品の公正価値は、適切な評価技法を使用して算定しておりま す。

 

(6)棚卸資産

棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い価額で計上しております。取得原価は主として総 平均法に基づいて算定されており、購入原価、加工費及び現在の場所及び状態に至るまでに要した全ての費用 を含んでおります。正味実現可能価額は、通常の事業の過程における見積売価から、完成までに要する見積原 価及び、関連する変動販売費を控除した額であります。

 

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(7)有形固定資産

全ての有形固定資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しておりま す。取得原価には、当該資産の取得に直接関連する費用、解体・除去及び土地の原状回復費用及び適格資産の 取得、建設又は生産に直接起因する借入費用が含まれております。

取得後の支出は、当該項目に関連する将来の経済的便益が当社グループに流入する可能性が高く、かつその 費用を信頼性をもって測定することができる場合には、当該資産の帳簿価額に含めるか、又は適切な場合には 個別の資産として認識しております。取り替えられた部分についてはその帳簿価額の認識を中止しておりま す。その他の修繕及び維持費は、発生時に純損益として認識しております。

土地及び建設仮勘定以外の資産の減価償却費は、それぞれの見積耐用年数にわたって、定額法で計上してお ります。

主な資産の種類別の見積耐用年数は以下のとおりであります。

・建物及び構築物 2-60年

・機械装置及び運搬具 2-20年

・工具、器具及び備品 1-20年

資産の減価償却方法、残存価額及び見積耐用年数は各連結会計年度末に見直しを行い、変更があった場合 は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

 

(8)無形資産

① のれん

子会社の取得により生じたのれんは、無形資産に計上しております。

当初認識時におけるのれんの測定については、「(2)企業結合」に記載しております。のれんは、取得原 価から減損損失累計額を控除した金額で測定されます。

のれんは償却を行わず、減損テストを実施しております。減損については「(10)非金融資産の減損」に 記載しております。

企業結合により取得し、のれんとは区別して認識された無形資産は、取得日の公正価値で当初認識してお り、耐用年数の確定できないものを除き、その見積耐用年数にわたって定額法で償却しております。  

② その他の無形資産

その他個別に取得した無形資産で耐用年数が確定できるものについては、取得原価から償却累計額及び減 損損失累計額を控除した金額で計上しており、その見積耐用年数にわたって定額法で償却しております。な お、耐用年数が確定できない無形資産は、取得原価から減損損失累計額を控除した金額で計上しておりま す。

主な無形資産の見積耐用年数は以下のとおりであります。

・ソフトウェア 3-5年

資産の償却方法、残存価額及び見積耐用年数は各連結会計年度末に見直しを行い、変更があった場合は、 会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

 

(9)リース

リースは、資産の所有に伴うリスクと経済価値を実質的に全て当社グループに移転する場合には、ファイナ ンス・リースに分類し、それ以外の場合には、オペレーティング・リースに分類しております。

ファイナンス・リース取引におけるリース資産及び負債は、リース開始日に算定したリース物件の公正価値 と最低リース料総額の現在価値のいずれか低い金額で当初認識しております。当初認識後は、当該資産に適用 される会計方針に基づいて、見積耐用年数とリース期間のいずれか短い年数にわたって、定額法で減価償却し ております。

オペレーティング・リースについては、リース料は連結損益計算書において、リース期間にわたって定額法 により費用として認識しております。

 

(10) 非金融資産の減損

有形固定資産及び無形資産は、事象あるいは状況の変化により、その帳簿価額が回収できない可能性を示す 兆候がある場合に、減損の有無について検討しております。資産の帳簿価額が回収可能価額を超過する金額に ついては減損損失を認識しております。回収可能価額とは、資産の売却費用控除後の公正価値と、使用価値の いずれか高い金額であります。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値

参照

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